食肉加工のはじまり

今や日本の食生活は大きく変化し、ハムソーセージといった食肉加工品は食卓になくてはならないものとなっています。
では、どのようにして食肉加工品が日本へ普及したのでしょうか。そこでこちらでは食肉加工のはじまりについてご紹介したいと思います。

食肉加工の歴史

食肉加工の歴史は古く、その起源も様々です。例えば食肉を中心としていたヨーロッパでは、何千年も前から食肉加工が行われていました。当時は兵隊の携帯食や保存食として作られていたようです。そんな食肉加工の製法技術を高めたのが、ハムやソーセージの本場であるドイツでした。ドイツは土地がやせて気候も厳しかったために農耕に向かず、冬は豚をソーセージやハムにして貴重な食料源にしていました。そのため、豚を無駄にしないために、保存方法の工夫がいろいろと試されてきたのです。

日本での食肉加工のはじまり

日本ではその昔、肉食が禁止されていた時代があり、ハムやソーセージを食べる習慣がありませんでした。そのため、日本での食肉加工に関する歴史はとても浅いです。本格的に食肉加工が普及し始めたのは明治時代のことで、長崎の片岡伊右衛門がアメリカ人から製法を伝授され、作ったのがきっかけと言われています。

その後、神奈川県でホテル経営をしていたイギリス人のウィリアム・カーチスもハム作りを開始します。しかし、当時のハムやソーセージの品質はまだまだ未熟なものだったようです。第一次世界大戦後、捕虜となったドイツ人が日本にとどまり、ドイツ式の製造技術を広めたことをきっかけにハムやソーセージの技術・品質が本格的なものへとなったのです。

 

食肉加工を行っているマルイチフードサービスでは、長野県のブランド牛である信州牛と手作りのチャーシュー・ハム・ソーセージ・お惣菜などの販売をしております。おいしい国産肉をお求めなら、お気軽にマルイチフードサービスまでお問い合わせ下さい。
食肉加工品の販売の他にも、焼肉レストランの営業も行っております。加工工場の強みを活かし、質の良いお肉を安く提供しております。